About me
里山文庫 前田知里
オランダの農業大学院修了。在学中からアジア山岳民族の集落を訪ね、植物利用や保存食の知恵を学ぶ。
時には、インドのジャングルに佇む農小屋で寝泊まりし、時には、新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠を縦断し、時には、電気水道 公共交通のないブータンの農村を泊まり歩く。 厳しい自然の中受け継がれた知恵に感銘を受ける。
帰国後、奈良県天理市の日本最古の道「山辺の道」付近に佇む古民家に出会い、こつこつセルフリノべ。里山のアトリエ「植物と暮らす実験室」をオープン。
ラボは180坪のお庭で植物採集するところから始まります。宿やレストランではなく、暮らしを探している人にお越しいただけると嬉しいです。
※ はじめましての方は、月1開催の里山デイアウトの日にお越しください。(リピーターの方は、プライベートグループでの貸切もできます)
※ アトリエは個人宅になりますので、ご予約いただいた方にご住所をお知らせします。
経 歴
◆学 歴
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ワーヘニンゲン大学修士課程修了 MSc Organic Agriclture (Specialisation: Agroecology)
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在学中、南インドの農業研究所、ブータン政府GNH委員会にてインターン。アジア山岳民族に古来から伝わる伝統農法と民族植物学の研究に従事。半年間に渡り、約60家族の有機農家にインタビュー調査を経て、山岳民族の植物利用に関心を持つ。
◆職 歴
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地元の自治体にて伝統工芸や観光振興、農業振興を経て、外資系の訪日旅行ベンチャー企業に転職。食のルーツをめぐる旅や巡礼の旅の企画に従事後独立。フードツーリズムを専門とする旅行会社「village to table tours」(第3種旅行業登録)を設立。世界を旅するように暮らしながら植物民族学の研究を続け、現在にいたる。
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2020年に里山のアトリエ「民族植物と食の実験室 Ethnobotany & Kitchen」オープン。
◆講演 & ワークショップ
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台湾中興大学(台中)「台日エコツーリズムシンポジウム 事例発表」
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台湾酵素グループ(南投) 発酵ワークショップ開催
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宇陀松山薬草発酵博覧会 「暮らしに薬草を取り入れるアジア植物民族の知恵」
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はならあと「生薬の入浴剤作り」
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奈良県立大学「実践型アートマネジメント人材育成プログラム CHISOU」プログラム協力
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天理参考館「スパイス香」
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醸しカフェ「台所漢方〜キッチンファーマシー」
◆執. 筆
<書籍>
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農藝ハンドブックvol.1種を播く(あらたま農藝舎) 「台湾のオーガニックと在来種を訪ねて 」
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農藝ハンドブック vol.2 山と生きる(あらたま農藝舎)「アジアの杜の民の知恵 ~照葉樹林文化の記憶を訪ねて~」
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自然と農業(木香書房) ブータンとオーガニックについてコラム連載
<ウェブメディア>
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旅色プラス 「ならいごとの旅」の連載
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阪急モード ALWAYS BE FULL OF CURIOSITY VOL.7 - ブータン口福の秘訣
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Asian Foodlore Magazine 連載記事(出版予定)
<里山文庫掲載>
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エルマガジン 「奈良本」
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天然生活 2022年11月号